ヨシダ人形劇とは
ヨシダ人形劇は、2011年に旗揚げした専門人形劇団です。
劇団員は吉田貴志ひとりですが、専門人形劇団ならではの本格的な人形劇づくりを心がけております。
保育園・幼稚園をはじめ、児童館・図書館などの公共施設、地域のお楽しみ会などさまざまなところへ魅力ある人形劇をお届けしていきたいと思っております。
お呼びがかかればどこへでも参ります。今後ともよろしくお願いいたします。
専門人形劇団とは?
いわゆるプロの劇団という意味です。人形劇を生業とし、人形劇を上演することで上演料をいただいて活動を維持し、生計を立てる者です。プロとアマチュア、さらにはセミプロ、という存在の間の線引きは、この種の仕事の場合は特に一概には言えないものなのですが、 人形劇を生涯の仕事として、提供する商品(=人形劇の上演)に対しての追求と責任を全うする、そのありようだけがプロを名乗れる条件だと任じております。
ヨシダ人形劇の目指すもの
作品づくりの指針としては幼児を主な対象としていますが、子どもから大人まですべての人が楽しめる人形劇を提供することを目指しております。人形劇、というと子どものものと思われがちですが(これは人形劇に関わる人間の責任が大きいのですが)、本当に良質な人形劇はどんな年齢の人でも楽しめるものだと思っております。 「子どものもの」になりやすいのは、それは想像力に満ちた彼らが人形劇を楽しむことにかけてのエキスパートだからです。
生命をもたない、モノでしかないものが動くことによって喚起される人間の想像力だけが、舞台の上に物語を紡ぎ出します。 人形劇の演じ手は自在に人形を操りますが、本当に人形を生きた存在にしていくのは演じ手と観客の想像力の競演によってです。 そんな瞬間が積み重なった果てに、ひとつのフィクションがホンモノになる、奇跡のような瞬間が訪れることがあります。 いつでもそんな素敵なことが起こるわけではありませんが、そんな瞬間に出会うことを求めて人形劇をやっております。
人形劇の世界はすべてが作りもので、すべてがウソであると言えます。フィクションを楽しむことにおいてこんなに最適なものはそうはないと思います。 是非一緒に、ウソがホントを越える瞬間に立ち会いましょう。
吉田貴志 プロフィール
吉田 貴志 (よしだたかし)1972年、金沢市出身。大学のサークル活動で人形劇の魅力に触れ、京都府宇治市の人形劇団京芸に入団。
14年間在籍し、役者・美術家として活動する。
石川県に移り、2011年にひとり人形劇団『ヨシダ人形劇』を旗揚げする。
人形作りは得意で、特にウレタンを削る腕前は人形劇界屈指を自認している。
◆ 人形劇団京芸での主な出演作品
- 『ちいさなペルツ』
- 『ヘンな子ネコねマーチン』
- 『ぽかぽかげきじょう』(ともだちぽかぽか/おれはママじゃない)
- 『ちいさくなったパパ』
- 『潜水海賊 キャプテン・グック』
- 『ウレタンランドへようこそ』(「ヒゲとボイン」名義)
◆ 人形劇団京芸での美術担当作品
- 『ぽかぽかげきじょう』
- 『ちいさくなったパパ』
- 『潜水海賊 キャプテン・グック』
- 『でんでら竜がでてきたよ』
◆ 人形劇団京芸での演出作品
- 『はらぺこ団』(このハコなあに?/びんぼう神とふくの神)
『潜水海賊 キャプテン・グック』・ 『でんでら竜がでてきたよ』・ 『はらぺこ団』 は人形劇団京芸にて現在も絶賛上演中の作品です。面白いのでぜひ一度ご覧下さい。